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感覚と運動の高次化理論からみた発達支援の展開

感覚と運動の高次化理論からみた発達支援の展開
子どもを見る眼・発達を整理する視点
池畑美恵子著
B5判/2200円+税
ISBN:978-4-7614-0816-9

 
 

「感覚と運動の高次化理論」を通した子どもの読み取り方から臨床実践までを整理した1冊


●著者紹介(初版時)
淑徳大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻 博士後期課程 満期退学。
現在、淑徳大学総合福祉学部教育福祉学科准教授。淑徳大学発達臨床研究センター長。


●目次
第1部 感覚と運動の高次化理論の基本理念
第1章 感覚と運動の高次化理論の成り立ち
 1 感覚と運動の高次化理論の出発点と基本理念
 2 障害児臨床で問われてきた視点
 3 なぜ、感覚と運動か
第2章 感覚と運動の高次化理論における発達臨床的視点
 1 発達臨床的視点の3 つの枠組み
 2 調和のとれた育ちを支える4 つの発達軸
第2部 4 層8 水準からみる発達理解
第3章 Ⅰ層 初期感覚の世界の理解
 1 Ⅰ層 初期感覚の世界とは
 2 Ⅰ層 感覚入力水準
 3 Ⅰ層 感覚運動水準
 4 Ⅰ層 知覚運動水準
 5 Ⅰ層の自己像の育ち―その読み取りと働きかけ
 6 Ⅰ層の子どもの臨床支援の方向性と手立て
第4章 Ⅱ層 知覚の世界の発達理解と支援
 1 Ⅱ層 知覚の世界とは
 2 Ⅱ層 パターン知覚水準
 3 Ⅱ層 対応知覚水準
 4 Ⅱ層の自己像・情緒の育ち―その読み取りと向き合い方
 5 Ⅱ層 知覚の世界の中核テーマの整理と実践課題
第5章 Ⅲ層 象徴化の世界の発達理解と支援
 1 Ⅲ層 象徴化の世界とは
 2 Ⅲ層の自己の育ち―その読み取りと拡げ方
 3 Ⅲ層 象徴化の世界の中核テーマの整理と実践課題
第6章 Ⅳ層 概念化の世界の発達理解と支援
 1 Ⅳ層 概念化の世界とは
 2 Ⅳ層 概念化1 水準の知恵の育ち
 3 Ⅳ層 概念化2 水準の知恵の育ち
 4 文字、数指導の意義と基本ステップ
 5 自己の対象化の始まりとその支え
 6 概念化水準における学習支援の可能性とのその課題
第3部 感覚と運動の高次化からみた臨床実践の展開
第7章 初期段階の子どもの事物操作と空間認知の育ち
 1 概要
 2 問題と目的
 3 アセスメントと見立て
 4 臨床経過
 5 考察
 6 結論
第8章 聴覚優位な自閉スペクトラム症児の自己像発達の理解と支援
 1 概要
 2 問題と目的
 3 アセスメントと見立て
 4 臨床経過
 5 考察
 6 結論
第9章 個別アプローチの位置づけと展開
 1 個別アプローチの意義と役割
 2 個別アプローチを広く捉える4 つ枠組み
 3 おわりに
第10章 集団アプローチの位置づけと展開
 1 感覚と運動の高次化理論にもとづく集団アプローチの構成
 2 集団の発達段階の整理
 3 集団アプローチのメリットと留意点
 4 集団アプローチの展開にかかわる臨床的視点
 5 おわりに


発達段階を把握し、個々の育ちの方向性・可能性を見据えて支援を組み立てる
「感覚と運動の高次化理論」を通した子どもの読み取り方から臨床実践までを整理した1冊。発達につまずきのある子どもの育ちを捉える上で重要な視点を示す。