学苑社

特別支援教育・福祉・心理の本

救いを求める子どもたち

救いを求める子どもたち
病気・問題行動が訴えるもの

谷俊治著
四六判/並製 1800円+税
ISBN:978-4-7614-0606-6



約半世紀にわたり臨床を続ける著者が、家族関係を見直すことの重要性を説き、親と子どものあるべき姿を提言する。

●目次
1 本当の自立は楽しい依存の経験から
 1 依存と自立
   ■耳鼻科健診で出会った小学校一年生のA君
 2 家族の力
   ■発音の問題がなかなか改善しなかった幼稚園年中児のB君
 3 赤ちゃんのころは育てやすかったのに……
   ■暴力を受けていた小学校六年生のC君

2 ストレスに悩む子どもたち
 1 子どもたちの示す症状
 2 体験化の方向
   ■知的な学習が定着しにくかった小学校五年生のD子さん
 3 身体化の方向
   ■ハイハイするようになった幼稚園年長児のE子さん
   ■弟に対する怒りを描画の中にぶちまけた小学校四年生のF君
 4 行動化の方向
   ■登園拒否を繰り返すG君
   ■「めまい」感を恐れて登校できなくなった小学校六年生のH君

3 子どもの成長と大脳の働き
 1 人間の活動の中枢となっているところ
 2 新しい皮質と古い皮質との働きの葛藤
   ■学校では口を開かない小学校三年生のI子さん
 3 聞くこと・話すこと
4 子どもの成長と家庭—愛のストローク療法
 1 ストロークとゲーム
 2 マズローの欲求階層説
 3 生理的欲求
   ■一歳二か月を過ぎてもことばがなく、指差しもしなかったJ子ちゃん
   ■初診時にはほとんど話せなかった三歳四か月のK君
   ■学校では全く話さない小学校二年生のL君
 4 安全の欲求
   ■落ち着きなさが目立つようになった小学校一年生のM君
 5 所属と愛情の欲求
   ■発音が改善された小学校一年生のN子さん
 6 尊重の欲求
   ■まじめな両親を困らせていた幼稚園児のO君
5 救いを求める子どもたち
 1 CURE(キュア)(治す)からCARE(ケア)(癒す)、
        そしてCORE(コア)(心の核心に迫る)へ
   ■鼻出血を繰り返していた保育園児のP子ちゃん
   ■難聴が疑われ、鼻閉がある幼稚園年中児のQ子ちゃん
   ■白衣の袖に手を入れてきたR君
   ■やきもちを尿閉で表現していたS君
 2 育児から育自へ、教育から共育へ