学苑社

特別支援教育・福祉・心理の本

場面緘黙の子どもの支援

場面緘黙の子どもの支援 先生とできる
場面緘黙の子どもの支援


クリストファー・A・カーニー著
大石幸二監訳
松岡勝彦・須藤邦彦訳
A5判/並製 2200円+税
ISBN:978-4-7614-0770-4



行動理論に基づいたアプローチによる様々な解決方法について、複数の事例を交えながら具体的に紹介する

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●著者紹介(初版時)

著者
クリストファー・A・カーニー(Christopher A. Kearney, ph.D.)
ネバダ大学ラスベガス校の心理学教授。附属の不登校・不安障害クリニック所長、臨床トレーニングの責任者を兼任。ニューヨーク州立大学アルバニー校で博士号を取得した後、ミシシッピ大学メディカルセンターでインターンを経験し、1990年にネバダ大学ラスベガス校に着任。専門分野は、児童や青年に見られる(1)怠学や不登校、(2)児童虐待によるPTSD、(3)場面緘黙、(4)社会不安・不安関連障害など多岐にわたる。

監訳者
大石幸二(おおいしこうじ) (監訳、監訳者あとがき)
立教大学現代心理学部・教授。1967年生まれ。筑波大学大学院心身障害学研究科
博士課程単位取得満期退学。専門は、応用行動分析、特別支援教育、臨床発達心理学。
主な著書・訳書:『親子でできる引っ込み思案な子どもの支援』(監訳、学苑社)『通常学級における特別支援教育の視点に立った学級経営―未来志向の教育デザイン』(編著、学苑社)『社会福祉学事典』(分担、丸善)、『社会性発達支援のユニバーサルデザイン』(分担、金子書房)他。

訳者
松岡勝彦(まつおかかつひこ) (第5章)
山口大学教育学部・教授。1967年生まれ。筑波大学大学院心身障害学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専門は、応用行動分析、特別支援教育、臨床心理学。
主な著書:『学校支援に活かす行動コンサルテーション実践ハンドブック―特別支援教育を踏まえた生徒指導・教育相談への展開』(分担、学苑社)『こうすればできる:問題行動対応マニュアル―ADHD・LD・アスペルガー障害の理解と支援』(分担、川島書店)他。

須藤邦彦(すとうくにひこ) (第1章)
山口大学教育学部・講師。1980年生まれ。明星大学大学院人文学研究科博士課程修了。博士(心理学)。専門は、応用行動分析、特別支援教育、障害児臨床心理学。
主な著書・訳書:『学校コンサルテーション―統合モデルによる特別支援教育の推進』(分担訳、学苑社)『みるみるわかる心理学アセスメント―学ぶ・使う・活かす』(分担、明星大学出版)。

分担訳者
垣内友香・田中奈々(第2章)
安樂あきほ(第3章)
永井愛・藤原尚子(第4章)
國井美沙(第6章)
廣谷奈緒子(第7章)

●目次

本書のねらい

第1章 場面緘黙や話すことを嫌がる子どもの定義と説明
 本書の目的
 本書で扱うケースの種類 
 場面緘黙(診断的特徴)
 場面緘黙の特徴
 場面緘黙の疫学、経過、家族要因
 話すことを嫌がる
 場面緘黙や話すことを嫌がる子どもの作用モデル
 本書で扱う介入方法の紹介

第2章 場面緘黙や話すことを嫌がるケースの評価
 場面緘黙や話すことを嫌がる子どもに特化した面接の質問
 場面緘黙や話すことを嫌がることに特化した方法
 場面緘黙に関連する行動基準
 行動観察
 記録の再検討
 評価情報のまとめ

第3章 家庭場面でのエクスポージャー法に基づく実践
 不安の概要
 エクスポージャー法に基づく実践の概要
 両親と子どもへのコンサルテーション
 階層の作成 
 呼吸法とリラクセーション・トレーニング
 家庭訪問とエクスポージャー法に基づく実践

第4章 地域や学校場面でのエクスポージャー法に基づく実践
 階層の作成
 地域社会でのエクスポージャー法に基づく実践
 学校場面でのエクスポージャー法
 ソーシャルスキル・トレーニング
 話すことについての不合理な認知への介入

第5章 随伴性マネジメント
 両親と子どもとへのコンサルテーション
 報酬と罰を決める
 反抗行動や場面緘黙に対する随伴性マネジメント―両親できること
 反抗行動や場面緘黙に対する随伴性マネジメント―先生にできること
 代替行動の消失 
 エクスポージャーに基づく実践の勧め
 随伴性マネジメントに関連するその他の技法

第6章 コミュニケーションに問題を抱える子どもへの支援方略 
 特異的言語発達障害とコミュニケーション障害
 コミュニケーション障害と場面緘黙
 コミュニケーション障害への介入 
 コミュニケーション障害と場面緘黙の総合的な介入
 セルフモデリング

第7章 ぶり返し防止、他の介入および特別な問題 
 ぶり返し防止 
 場面緘黙のためのその他の教育的介入
 場面緘黙への教育的介入の特別な問題

監訳者あとがき
文献 
索引 

●帯
学校における言語的な参加を促すためのエビデンスに基づいた支援法
学校で話せず、不安な思いをしている子どもに対して先生ができることは何か。本書では、短時間で記入できる質問紙やワークシートによる評価方法、さらには、行動理論に基づいたアプローチによる様々な解決方法について、複数の事例を交えながら具体的に紹介する。