学苑社

特別支援教育・福祉・心理の本

ひきこもりと大学生

ひきこもりと大学生 ひきこもりと大学生
和歌山大学ひきこもり回復支援プログラムの実践

宮西照夫著
四六判/並製 2000円+税
ISBN:978-4-7614-0742-1



行き詰まった家族には、ひきこもり経験者が入り、空気を変えることが必要であると説く著者が、独自のプログラムを詳細に解説。

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●著者紹介(初版時)
宮西照夫(みやにし・てるお)
和歌山大学保健管理センター所長・教授
博士(医学)。1948年和歌山県日高郡美浜町生まれ。1973年和歌山県立医科大学卒業。精神医学専攻。主な研究テーマは、若者と麻薬、PTSD、社会的ひきこもりに関する研究。1982年よりスチューデント・アパシーや社会的ひきこもりの実践研究を続ける。2002年より和歌山大学ひきこもり回復支援プロジェクトを開始。著書に『文化精神医学序説』(編著、金剛出版)、『風 エル・ヴィエント』(著、クリエイツかもがわ)」などがある。

●目次
序 現在の若者の苦悩の一表現形式としてのひきこもり
第一章 ひきこもる若者
一 私は「不登校」をいかに克服したか?
二 思春期というやっかいな怪物
三 「自分は豊富な能力で満ち溢れている」と考える若者
四 ニートやフリーターは若者の理想的な生き方か?
第二章 苦悩するひきこもり
一 時代とともに変化する若者の心の病理現象
二 ひきこもり登場の予兆
三 大学に入って初めて人と話す必要を感じた学生
第三章 優等生のひきこもり
一 アパシー全盛期へ—一九八〇年代
二 青臭い哲学者
三 自助グループ老賢人会の誕生
四 優等生の仮面をかぶったひきこもりの登場
第四章 ひきこもりと精神症状
一 社会的ひきこもりの登場—一九九〇年代
二 社会的ひきこもりは病気なのか?
三 ひきこもりが生じた社会的背景
四 ひきこもりの精神症状の特徴
五 社会的ひきこもりと関連する精神的問題
第五章 ひきこもりの原因
一 和歌山大学における二つの調査結果
二 二八年間の追跡調査結果からみえてきたもの
三 社会的ひきこもりは時代とともに変化する
四 長期にひきこもる若者の調査から見えてきたこと
五 ひきこもりの長期化とその病態
第六章 和歌山大学ひきこもり回復支援プログラム
一 ステージI(導入期)
二 ステージII(治療期)
三 ステージIII(仲間作り)
四 ステージIV(社会参加)
五 ひきこもり回復支援プログラムの効果
第七章 インターネットとひきこもり
一 バーチャル・コミュニティ世代の登場—二〇〇〇年代
二 テクノストレス症候群とネット依存症
三 ひきこもりとインターネット依存
第八章 なぜ、日本の若者はひきこもるのか
一 なぜ、日本の若者はひきこもりという形で苦悩を表現したのか
二 ひきこもりは誰にでも起こるもの
あとがき

●帯
行き詰まった家族には、ひきこもり経験者が入り、空気を変えることが必要であると説く著者が、
ひきこもる若者と30年間向き合いながら開発した「和歌山大学ひきこもり回復支援プログラム」を
詳細に解説。