学苑社

特別支援教育・福祉・心理の本

学生相談と発達障害

学生相談と発達障害 学生相談と発達障害


高石恭子・岩田淳子編著
四六判/並製 2000円+税
ISBN:978-4-7614-0747-6


学生相談を行なうカウンセラーや教職員が「発達障害」をめぐって直面する疑問や困難を取り上げ、事例として提示し、そこからどのような対応があり得るかを解説

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●著者紹介(初版時)
高石恭子(たかいし きょうこ)【編集、1章、終章】
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学
甲南大学文学部教授・学生相談室専任カウンセラー
主な著書:『12人のカウンセラーが語る12の物語』(共編著、ミネルヴァ書房)、『学生相談ハンドブック』(共編著、学苑社)

岩田淳子(いわた あつこ)【編集、7章、終章】
青山学院大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了
成蹊大学文学部准教授・学生相談室専任カウンセラー
主な著書:『発達障害と家族支援(家族心理学年報29)』(分担執筆、金子書房)、『学生相談ハンドブック』(分担執筆、学苑社)

大倉得史(おおくら とくし)【2章】
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士(人間・環境学)
京都大学大学院人間・環境学研究科准教授
主な著書:『育てる者への発達心理学』(単著、ナカニシヤ出版)、『「語り合い」のアイデンティティ心理学』(単著、京都大学学術出版会)

佐々木玲仁(ささき れいじ)【3章】
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(教育学)
九州大学大学院人間環境学研究院准教授
主な論文:「風景構成法に顕れる描き手の内的なテーマ―その機序と読み取りについて」 心理臨床学研究, 25(4)

毛利眞紀(もうり まき)【4章】
九州大学大学院人間環境学府人間共生システム専攻博士後期課程単位取得退学
東京工業大学保健管理センター講師・カウンセラー
主な論文:「広汎性発達障害を持つ女子学生との心理面接過程―障害と自己の特性理解についての考察」学生相談研究, 30(1)

渡部未沙(わたなべ みさ)【5章】
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(教育学)
首都大学東京人文科学研究科教授・学生相談室専任カウンセラー
主な著書:『思春期・青年期の臨床心理学』(分担執筆、培風館)、『心理臨床実践における連携のコツ』(分担執筆、星和書店)

髙橋寛子(たかはし ひろこ)【6章】
大正大学大学院文学研究科臨床心理学専攻修士課程修了
法政大学学生相談室心理カウンセラー・神奈川大学大学院兼任講師
主な著書:『12人のカウンセラーが語る12の物語』(分担執筆、ミネルヴァ書房)、『風景構成法の臨床(現代のエスプリ)』(分担執筆、ぎょうせい)

中川純子(なかがわ じゅんこ)【8章】
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学
京都大学カウンセリングセンター講師・専任カウンセラー
主な著書:『12人のカウンセラーが語る12の物語』(分担執筆、ミネルヴァ書房)、『大学生がカウンセリングを求めるとき』(分担執筆、ミネルヴァ書房)

石金直美(いしかね なおみ)【9章】
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学
大阪大学保健センター准教授・学生相談室専任カウンセラー
主な著書:『「発達障害」と心理臨床』(分担執筆、創元社)、『現代社会と臨床心理学』(分担執筆、金剛出版)

千田若菜(ちだ わかな)【10章】
早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了
医療法人社団ながやまメンタルクリニック 就労支援担当(臨床心理士)
主な著書:『発達障害における精神科的な問題』(共著、日本文化科学社)、『障害者の雇用・就労をすすめるジョブコーチハンドブック』(分担執筆、エンパワメント研究所)

●目次

はじめに
第1章 発達障害という視点が学生相談にもたらしたもの 高石 恭子
第2章 入学期—信頼できる人間関係ができるまで 大倉 得史
 事例1 「障害特性」では片付けられない
 事例2 信用してません
第3章 アルバイトと課外活動—大学の外の社会、大学の中の社会 佐々木玲仁
 事例1 アルバイトへの着地
 事例2 サークルのルールと自分のルール
第4章 自己理解・他者理解—中間期の課題 毛利 眞紀 
 事例1 僕は、友達はいらない
 事例2 納得できないのはだめですか?
第5章 専門課程に進んだとき
    —「専門」という安全地帯、少数指導という親密関係の困難 渡部 未沙
 事例1 実験なら頑張れる
 事例2 語り尽くしたいのに
第6章 学外実習・留学・インターンシップ
    —教育機関としての責任と個人の学ぶ権利 高橋 寛子
 事例1 つながりの実感
 事例2 夕暮れの空の色
第7章 就職活動—具体的な就労に向けて 岩田 淳子
 事例1 普通の就職活動
 事例2 老後の心配
第8章 卒業期—巣立ちのとき 中川 純子
 事例1 部・分・成・立
 事例2 水の面
第9章 大学院生として—研究者の卵としてぶつかる壁 石金 直美
 事例1 出会いから、自己表現の通路・ツールの模索
 事例2 そして事件は起こった
第10章 卒業後—社会で生きるということ 千田 若菜
 事例1 障害者雇用への転身
 事例2 努力の結果の混沌
終 章 事例にみる発達障害の学生相談 岩田 淳子・高石 恭子
あとがき

●帯
発達障害と向き合うすべての大学カウンセラーと教職員に向けて
今日の高等教育機関において、学生相談を行なうカウンセラーや教職員が「発達障害」をめぐって直面する、さまざまな疑問や困難を取り上げ、事例として提示し、そこからどのような対応や考え方があり得るかを解説します。