学苑社

特別支援教育・福祉・心理の本

モンテッソーリ教育の精神

monspirit.jpgモンテッソーリ教育の精神

クラウス・ルーメル著
四六判/並製 2000円+税
ISBN:978-4-7614-0412-3


日本のモンテッソーリ教育を草創期から支える著者がモンテッソーリ教育の歴史を紐解きその教育法をやさしく語る。

●目次
1 モンテッソーリ教育と平和
 (一)戦争に明け暮れした二十世紀
 (二)モンテッソーリの平和活動
 (三)モンテッソーリ平和論の根本原理
 (四)モンテッソーリ平和理論の今日的意義

2 モンテッソーリの生涯と業績
 一 幼少時代と学業時代
 (一)政治的・社会的背景
 (二)少女時代
 (三)大学時代
 二 教育学的人類学と治療教育
 (一)教育学的人類学
 (二)規範と正常化
 (三)社会改革の先駆者
 (四)治療教育
 (五)セガンとの出会い
 三 モンテッソーリの発見
 (一)最初の「子どもの家」
 (二)準備された環境
 (三)自発的活動と集中現象
 (四)静けさ
 (五)敏感期
 四 教員養成コース
 (一)職業活動
 (二)最初の教員養成コース
 五 執筆者としてのモンテッソーリ
 (一)処女作
 (二)後期の作品
 六 反動
 (一)モンテッソーリ・ブーム
 (二)アメリカのプラグマティズム
 (三)全体主義とファシズム
 (四)ドイツへのモンテッソーリ教育の導入
 七 モンテッソーリ・ルネサンス
 (一)晩年
 (二)日本

3 自由と秩序
  −現代進歩主義教育学におけるモンテッソーリの位置−
 (一)進歩教育思想の系譜
 (二)ルソーの自然主義とモンテッソーリ
 (三)フレーベルとモンテッソーリ
 (四)モンテッソーリとプラグマティズム

4 モンテッソーリの教育理念
 一 モンテッソーリの『教育学的人類学』における
 「規範」概念の歴史的背景
 (一)書誌学的問題
 (二)「規範」概念の規定方法−自然科学的か、哲学的か
 (三)モンテッソーリの先駆者たち
 (四)ケテレットの「中庸の人」
 二 モンテッソーリ教育における自己開発と文化伝達
 (一)自己開発と文化伝達
 (二)「教具」による文化伝達
 (三)モンテッソーリ教育における諸条件

5 日本におけるモンテッソーリ教育の発展
 (一)前史
 (二)新しい芽生え
 (三)日本モンテッソーリ協会の結成
 (四)モンテッソーリ教員の養成
 (五)出版活動

6 モンテッソーリ教育法の宗教的次元−その思想と実践を支えるカトリシズム−
 一 モンテッソーリはカトリック教育学者か
 二 モンテッソーリの子ども観
 三 モンテッソーリの宗教教育の試み
 四 モンテッソーリと教会との関わり合い

7 新しい子どもの発見−モンテッソーリの幼児教育理論と実践−
 一 モンテッソーリの人柄
 二 モンテッソーリが発見した子ども
 (一)環境づくり
 (二)集中現象
 (三)秩序感
 (四)敏感期
 (五)自由
 (六)仕事か遊びか
 (七)童話の役割
 (八)褒美と罰
 (九)逸脱と正常化
 三 エピローグ

8 幼児の秘密
 (一)三、四歳の子どもには何ができるか
 (二)最近まで三歳児は無力と思われていた
 (三)敏感期と教育環境
 (四)あせりによる被害
 (五)幼児教育は何のために
 (六)三歳児も物事に集中する能力がある
 (七)自由教育とはどういうことか
 (八)自発性を創造する力
 (九)パートナーシップ

9 母も音痴だから僕も音痴−遺伝・素質・環境・教育−
 (一)生まれながらの音痴はありません
 (二)遺伝か環境か
 (三)知能指数は変わることがあるか?
 (四)施設病
 (五)手遅れの訂正
 (六)一卵性双生児と個性
 (七)遺伝と環境ともう一つの要素
 (八)わが子は天才か
 (九)左利き−素質か