学苑社

特別支援教育・福祉・心理の本

実際に使えるコミュニケーション・スキルの指導

リサーチから現場へ1
実際に使えるコミュニケーション・スキルの指導

キャスリーン・ダイヤー/スティーブン C. ルース著
三田地真実訳
B5判/並製 1000円+税
ISBN:978-4-7614-0409-3



アメリカ精神遅滞学会(AAMR)が、応用行動分析学で蓄積された研究を元に、現場で使える技法をテーマ別に解説したシリーズ第1巻。

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●著者紹介(初版時)
著者紹介
Kathleen Dyer(キャスリーン・ダイヤー)
1985年、カリフォルニア大学にて博士号取得。現在、バンクロフト社(ニュージャージー州)の教育・研究・職員研修部の部長、及びテンプル大学障害児教育の助教授。発達障害者のための学習とコミュニケーション、職員トレーニング、家族指導の領域において、これまでに25以上の著書があり、プレゼンテーションは100以上に上る。ウエスト・バージニア大学、マサチューセッツ大学、フィッツバーグ州立大学の教官を務める。またBehavior Modification、Journal of The Association for Persons With Severe Handicapsなどの学術雑誌の編集委員を務める。Delaware Valley Association for Behavior Analysisのディレクターでもある。

Stephen C. Luce(スティーブン・C・ルース)
バンクロフト社のプログラム事業部の副代表。カンザス大学にて、発達心理学・児童心理学の領域で博士号取得。ジョージア大学にて教育学修士取得。これまでの仕事で、教員・サイコロジストとして、自閉症、その他の発達障害、及び頭部外傷のある子どもや成人にかかわってきている。また、発達障害や頭部外傷のある人へサービスを提供している機関・組織の組織改革にも携わっている。職員トレーニングと改良された実践を広範囲に普及させることに関する研究は、国際的な注目を集めている。これらのテーマについて、アメリカ、メキシコ、ヨーロッパの公人・私人・政府組織を対象に、幅広い相談業務、執筆活動、講演を行なっている。カンザス大学、ウエスト・バージニア大学、サザン・イリノイ大学の協力教官でもある。また、学術雑誌、学術書の論文・分担執筆・モノグラフの著者でもあり、編集者でもある。

訳者紹介
三田地真実(みたち まみ)
2002年、米国オレゴン大学教育学部博士課程修了。教育学博士。
現在、教育ファシリテーション・オフィス代表、講演会・セミナーの企画運営、組織改革に携わる。監訳書に『問題行動解決支援ハンドブック』(学苑社, 2003)、『ことばと聞こえの解剖学』(学苑社, 2001)、共訳書に『運動性発話障害の臨床』(インテルナ出版, 2004)、『記憶障害のリハビリテーション』(医学書院, 1997)などがあり、わかり易い訳では定評がある。

●目次
謝辞

第1章 この本の概要
1.1 この章のはじめに
1.2 このブックレットの目的
1.3 実践家のためのガイドライン

第2章 実用的なコミュニケーション・スキル指導の実際
2.1 この章のはじめに
2.2 コミュニケーション手段の選択
2.3 プレ・アセスメント(前評価)
2.4 明確な測定基準を元にした目的の設定
2.5 指導中の継続的なアセスメント
2.6 習熟の確認
2.7 好みの特定
2.8 最初の指導
2.9 プロンプト・ストラテジー

第3章 自然な環境の中での、コミュニケーションへと拡大する
3.1 この章のはじめに
3.2 様々な自然な場面における継続的なアセスメント
3.3 スキルの維持を強化する
3.4 実践家にプロンプト・ストラテジーを教える方法

第4章 ケース・スタディ
4.1 この章のはじめに
4.2 事例1:居住環境における、実用的なコミュニケーション・スキルの指導
4.3 事例2:教室場面における、実用的なコミュニケーション・スキルの指導
4.4 事例3:家庭における、実用的なコミュニケーション・スキルの指導
4.5 事例4:きょうだいのいる家庭における、実用的なコミュニケーション・スキルの指導
4.6 事例5:地域社会における、実用的なコミュニケーション・スキルの指導

第5章 最後の提言−コミュニケーションの相手に対する指導−

あとがき
文献
著者紹介

●帯
障害をもつ子どもたちの生活の質を向上させるために、最も重要なことの一つは、実用的なコミュニケーション・スキルを獲得させることである。本書では、応用行動分析の領域で科学的に検証された、いくつかの指導方法を元に、コミュニケーション・スキルを日常生活で使用できるようになるまでのプロセスを解説する。